映画「ルパン三世　THE　FIRST」感想

「ルパン三世　THE　FIRST」を小4と小1の息子たちと一緒に見てきました。子供たちがルパン好きだからというのもありますが、子供たちをだしに、自分が見たくて行ったのですが、これが行って本当に良かったです！

もし、

「今更、ルパン？」
「わざわざ映画館まで行くほどでもないんじゃない？」
「テレビ放映した時にでも見ればいいや。」

と思っている方いらっしゃったら、
いやいやいや、ぜひ映画館で見て欲しい映画です！

【あらすじ】

かのアルセーヌ・ルパンが唯一盗むことに失敗した秘宝ブレッソン・ダイアリー。その謎を解き明かした者は莫大な財宝を手にするといわれている。
そんな伝説のターゲットを狙うルパン（CV:栗田貫一）は考古学を愛する少女レティシア（CV:広瀬すず）と出会い、2人で協力して謎を解くことに。
しかし、ブレッソン・ダイアリーを狙う秘密組織の研究者ランベール（CV:吉田鋼太郎）と、組織を操る謎の男ゲラルト（CV:藤原竜也）が2人に前に立ちはだかる･･･｡
ブレッソン・ダイアリーに隠された驚愕の真実とはいったい!?
パリ、メキシコ、ブラジル—
かつてないスケールのお宝争奪戦が幕を開ける!!（HPより抜粋）

以下ネタバレあります。

【感想】
まず、冒頭の10分で心が盗まれました！

車の逃走シーンにおおいかぶさってくるテーマソングに心が踊ります!　そして、昔ながらのルパン3世に会えます！いや、3DGCなのでルパン、次元、五右衛門、不二子ちゃん、銭形警部、それぞれの顔は微妙にアニメの顔と違っていますので、最初は違和感がありました。けれども、全体のストーリーや構成が昔ながらの王道。お宝を探しに謎を解いて敵陣に乗り込み、ドタバタあり、仲間割れあり、美少女との出会いあり。余計なものをはさまずに、テンポよく進んでいきます。1960年代という時代設定も、古き良き時代を演出していました。

【響きポイント】

映像がすごく綺麗。ルパンが着ている赤いジャケットは高級革ジャケットのように見えました! 次元がほんの一瞬帽子を脱ぐ場面があって、顔が全部見えたりします。お見逃しなく！五右衛門は超クールの美男子さん。不二子ちゃんはいつもよりも知的でクールで強い自立した女性のように描かれていて好感度高い！
ルパンがおじいさんのアルセーヌ・ルパンの帽子をかぶり、スティックを持つ、見せ場があります。ここはちょっとうるっときます。
パリ、メキシコ、ブラジルと、スケールも壮大！ルパンはこうでなくっちゃ！
テンポがいい！1時間半があっという間。急展開なところもありますが、無駄なく個人的にはハラハラドキドキ、集中して楽しめました。
ナチスドイツや戦争など、時代背景を理解するのは子どもにはやや難しかったですが、単純に楽しめます。ルパンがかっこいい、やさしい、おもしろい、すげえ！（子ども感想）
劇場の中を見渡してみると、土曜日の午後でしたが、子供よりも40代以降ぐらいの方が結構多い！改めてモンキーパンチさんの作品がこれまでいかに支持されてきたか知りました。３DGCという新たな技術による公開でしたが（３DGCによくある激しいシーンなどもあまりなく）、子供から年配の方まで幅広く楽しめるように作られたのではないでしょうか！

【最後に】
見終わった後は、爽快感でいっぱい！

女の子をきゅんとさせてそのまま行ってしまうルパン。やっぱりかっこいいー！

モーリス・ルブランがアルセーヌ・ルパンを創り出し、モンキーパンチさんがルパン三世を創ってくれたことに心から感謝です！

もう一度童心に戻りたい方、
新たなルパン三世を見出したい方、
いつもルパンを楽しんでいる子ども達、

みんなが楽しめる作品です。

ぜひぜひ、映画館で「ルパン♪ルパンー♪」のテーマソングと共に
今年の年末を盛り上がって終わりましょう！

（と、その前に、スターウオーズも見に行かねばなりませんが！）