あなたはどんな母親になりたいですか?

どんな母親になりたい?

 

この質問に答えられるようになったのはつい最近。

 

子どもが生まれたての頃は、男の子だったので、「子どもが自慢できるようないつまでもきれいなママでいたい」「中高生くらいになって時々カフェでデートできるようなママでいたい」なんてことを思っていました。恥ずかしい。まだまだ何もしらないまま親になってしまったのでした。

 

それぐらいしかイメージできなかったのです。ドラマに出てくるようなやさしくて綺麗で子どもの理解者で楽しい家族像みたいな・・・。

 

でも、現実は違った。

子供が自慢できるようなきれいなママでいることは、どんな母親になりたいかという目的や在り方じゃないんです。たぶん手段の一つとしてはありだけど。

 

どんな母親になりたい?

今、私がイメージしているのは、これを話すとまたぶっ飛んでいると驚かれてしまうかもしれませんが、あえて書きます。

 

それは、

ドラえもんみたいな母親。

 

えええ??ってなりますよね。しかもまたTVの影響受けているし。ドラえもんって、いつも道具を出してのび太の手助けしてるのに、それが理想っだったらいつまでたっても子どもは甘えて自立できなくなるよ。って思う人が多いかな。

確かにドラえもんは道具でのび太のことを手助けしますが、必ずしも楽をさせているわけでないんです。ここがよく誤解されるところだと思います。ドラえもんの道具は最初はうまくいくのですが、いつも最後は使い方を間違えたり、トラブルが発生したりして、結局、道具に頼らない方がいいということを学んだり、のび太が自分で解決したりしているのです。このこと気づきました?

 

私は「のび太という生き方」を読んでこのことを確信しました。私も子どもも大好きな本です。

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のび太はよく忘れ物をするし、宿題もできなくて、言いたいことも言えず、ジャイアンスネ夫からいじめられます。でも優しくて生き物を大切にしたり、好きな女の子のためには頑張れたり、素直に生きています。

ちょっと息子とかぶるんです。すごくいいやつなのに、その良さがいかされにくくて、自己肯定感がさがりやすい。

でも、ドラえもんが側にいるおかげで、のび太は自分のことを大切にしていろいろなことを考えて毎日を冒険のように楽しくすごしています。ドラえもんの道具はちょっとした最初の一歩を踏み出すためのきっかけを与えているに過ぎないのです。勇気や怒り、ワクワクそれらを手に入れるために、ちょっと背中を押すもの。のび太は毎日失敗をを繰り返しているように見えるけど、たくさんの経験をして成長しているのです。嫌ことがあった時、嬉しいことがあった時、冒険をしたい時、いつもドラえもんが話を聞いて、応援しています。ドラえもんがいるから、のび太はやりたいことを声に出して言うことができ、それに向かって挑戦する。それを見てドラえもんはもっと応援したくなる。

 

映画の主題歌になった「ひまわりの約束」は私の育児応援ソングでもあります。時々、この歌を聞いて、

 

私はどんな母親でいれているかな?

ドラえもんのように自分と子供との間の境界線を保ちながらも、必要な時は応援できているかな?

子どもの優しいところをちゃんとみれているかな?

と問いかけます。

 

ドラえもんも最後はのび太の側を離れる時が来ます。その時、のび太ドラえもんに安心していってもらえるようにジャイアンに立ち向かうシーンは有名ですね。いつかは私も子どもの側をはなれます。その時に、お互いがお互いの道を尊重しあえるようになっていたいです。

 

ひまわりの約束

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どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに

自分より悲しむから つらいのがどっちか わからなくなるよ

ラクタだったはずの今日が ふたりなら宝物になる

 

そばにいたいよ 君のためにできることが 僕にあるかな

いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて

ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりも全部

これからは僕も 届けていきたい ここにある幸せに

気づいたから


遠くでともる未来 もしも僕らが離れても

それぞれ歩いていく その先で また出会えると信じて

ちぐはぐだったはずの歩幅 ひとつのように 今、重なる

そばにいること なにげないこの瞬間も 忘れはしないよ

旅立ちのひ 手を振る時 笑顔でいられるように

ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを全部

返したいけれど 君のことだから もう充分だよって

きっと言うかな


そばにいたいよ 君のためにできることが 僕にあるかな

いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて

ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりも全部

これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を

見つけたから

 

 

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