インフルエンザの予防接種

今日は朝から、自分のためにインフルエンザの予防接種に行ってきました。私は、子供がお世話っている小児科で打っているのですが、私の前には小さい女の子がいました。

「いやー」
「やめてー」
「うちたくない」
「いたいよー」
「こわいよー」
「おかあさーん」
「おかあさーん」

と、助けを求める声が診察室から聞こえてきます。
最後の「こわいよー」「おかあさーん」の言葉には、ぐっと、ときました。
小さいながらに自分の感じていることをしっかり表現して大好きなお母さんに訴えることができています。きっと診察室でお母さんもつらかったことでしょうが、私はいい親子関係なのだろうなあと思って聞いていました。

次に名前を呼ばれたのは、またさらに小さい女の子。
さっきまでは元気だったのに、待合室の隅っこにかくれて動きません…。さあ、どうなることでしょう？？

少し前までは私も同じような立場で、ハラハラして子どもを予防接種に連れてきていたのを思い出しました。
泣くのをなだめすかして励まして。
終わる頃にはもうくたくたになっていましたよ。

今、こうして親子を眺めていると、
何をそんなに気を張っていたんだろうなと思います。
しっかり子どもの声を聞いて、どっしり受け止める。
それでよかったのかーと感じた、朝のスタートでした。