息子からどきっとする指摘①「あぶない!」
「あぶない!」
先日、7歳の息子からある指摘を受けました。
「お母さん、俺にあぶないっていわないで!」
私は、息子がこけそうになった時や、椅子から落ちそうになった時、とっさに「あぶない!」と叫んでしまいます。皆さんもそんな時ありませせんか?
私は、皆もそういうものだろうと思っていました。ところが、そうでもないようだったのです。言われた方からしたら、全く異なってたいのです…。
息子は私から「あぶない!」と言われるたびに、自分のことを非難されていると感じていたというのです。というのも、「あぶない!」という言葉は、息子がこけた後に息子の耳に届いていたのです。
私が目で状況を確認してから「あぶない!」と口に出すまでに、数秒の時間がかかっており、実際はすでにこけたり、落ちたりした後だったのです。
これを聞いて私はびっくり。
そんな時間差、考えたこと一度もなかったー。
でも、言われてみたら確かにその通り。もう手遅れな状況なのに、「あぶない!」と叫ばれては、自分のしたことを大声でとがめられている気分になりますよね…。
私が彼に向って「あぶない!」と叫ぶと、なぜむすっとしていたのか。その理由がようやくわかりました。
では、私は何といえばよかったのだろう??
息子がいった一言は
「”大丈夫?”やろ」
そうか!その通りだ!
こけたり、椅子から落ちてしまったら、かけてほしい言葉は「大丈夫?」だったんですね!
つい癖で「あぶない!」と叫んでしまいそうになるのですが、これからはこの言葉をもう少し慎重に使おうと思ったのでした。