恥について考察する

ずい分前になりますが、勝間塾で「恥」について学びました。とても興味深かったのでまとめておきます。私は恥ずかしいと思っていることを強がって隠す癖があるので、恥とどう向き合うか考えるよい機会になりました。もし、同じような方がいたら参考になれば嬉しいです。

 

<恥から自由になろう>

  • 人は「恥」の亡霊に付きまとわれていて、それによって行動がコントロールされている。
  • 競争社会で序列を気にしたり、賞賛欲が高いと、自分を傷つけるのが嫌で結果が良くないことは避けるようになる。そしてどんどん自分の気持ちに蓋をするようになる。
  • 傷ついても、立ち直ることができることを知っていればいい。そのためにはレジリエンスを強くする。それは、自分を支えるコミュニティをたくさん持っているかどうかということ。
  • 自分を支えるコミュニティとは、「自分の弱みをさらけ出してもそれを受け入れてくれる仲間がいること」。恥を感じた時ほど、信頼している人に打ち明け、共に考えることが大切。恥を開示してくれた相手に対しても、それを受け入れられるように努力する必要がある。
  • 「そんなことして恥ずかしくないの!」という言葉はらにさら傷ついた人の心をふさぐ。実は、このセリフを言う人の方が恥の概念に支配されており、自分が恥を基準にして行動しているがゆえに、周りにも厳しくなっている。
  • 恥から自由になるには、完璧主義から解放されること。そもそも世の中に完璧なんて存在しない。失敗しても大丈夫なんだという経験をひたすら増やそう。
  • 正直でいることで、信頼を得ることができる。正直な自分でいないと、次第に別人格が生まれる。「機能不完全家族」というのは、弱みをさらけ出すことができない家族のことだが、このような家族では子どもが子供らしく振舞えず、別人格を演じてしまう。
  • 弱い自分を隠そうとすればするほど、どんどん真の自分らしさから遠ざかる。「弱い自分」と「なりたい自分」を結合していくことが大切。弱いことを開示しながらアドバイスをもらって前へ進む。
  • セルフコンパッションは自分を大切に扱うこと。弱い自分を認めてこそ、その先にあるなりたい自分について着実に進める。

 <感想>

★「機能不完全家族」という言葉は初めて知りました。自分の家族がそうだったとは感じませんが、私は自ら優等生でいることを演じていたような所があるかもしれません。誉めてもらったり、認めてもらったら嬉しかったんですね。でも、そうすると、できない自分、失敗する自分を隠そうとしてきていたように思います。

今いるコミュニティや家庭では、自分の弱さを正直に伝え、人の弱さも受け入れて、互いに助け合う雰囲気を作り上げていきたいと思います。子育てにおいても、子どもに何かをできるようにさせることより、そのままの状態をまず受け止めることの大切さを改めて認識しました。

 

★私自身は慎重になることもあれば、思い立ったらすぐ行動してしまうこともあり、自分の中に二つの人格がいるようで、どちらが真の自分なんだろうとわからなくなることがありました。でも今回、その行動を分けていたのが「恥」の概念だったかもしれないと感じました。

慎重になる時は、周囲からの評価を気にしている時で、プレゼン発表や文章作成等。一方、好きなことをしている時や、絶対的な価値観を持っているものはすぐ行動できています。例えば、旅行やセミナー参加はすぐできますし、服装や料理などはうまくいってもいかなくても、人の目は全く気になりません。

 

私の場合は、行動できることはこれからもどんどんやっていけばいい。そして、人の評価を気にしすぎてしまうものに対しては、思い切って「面白がる」「スリル」を取り入れていこうと思います。

 

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恥についてはTEDでも有名なスピーチもありますね。こちらも勉強になりました。

ブレネー・ブラウン「恥について考えましょう」

www.ted.com

 

 

 

 

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